福島原発 2号機の水たまりは「10万倍」

Publié le par francemedia

3月28日 24時00分(日本時間28日7時00分)Le Monde/AFP/Asahi.com/


 福島第1原発2号機のタービン室で見つかったたまり水から通常の1000万倍の放射能が計測されたと27日に発表した東京電力は、28日未明「1000万倍ではなく10万倍の間違い。別の物質と取り違えた」と訂正した。ただし、水たまり表面の放射線濃度は毎時1000ミリシーベルトで間違いないとしている。  日本時間27日未明、福島原発2号機内で極端に高度な放射線が測定されたことで、原子炉の冷却作業に当たっていた作業員は作業中断を余儀なくされた。
 仏放射線防護原子力研究所(IRSN)のオリビエ・イスナー研究員は、東京電力が発表した数値は「炉心が溶融した証拠でしかない」とコメントし、さらに「毎時1000ミリシーベルトの放射線は作業員の健康に確実な影響を与えるだろう」と語る。
 福島原発では5、6号機のみが正常に制御されているが、残りの4機が未だ蒸気や黒煙を吹き出し不安定な状態にある。原子力安全・保安院は3号機付近で計測されていた高度の放射線に関して「原子炉圧力容器が破損している可能性がある」という見方一度示したものの、その後「原子炉内気圧を落とすために行われた蒸気放出が原因か、配管バルブから漏れたもの」と意見を変えている。
 その間、原発沖300メートルの海域では昨日よりも高い通常の1850倍のヨウ素が観測されたが、保安院は「海水で希釈されるので海洋の生態系や魚類の消費には問題ない」としている。東電の調べではセシウム137も通常の80倍の濃度で見つかっている。ヨウ素の半減期は約8日間なのに対し、セシウムは30年であるため自然環境への影響が心配される。

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