福島の原発危機からの脱出はほど遠い

Publié le par francemedia

*AFP 17時57分(24時57分):

 

前日と比べ、放射能流出が増していることがわかった福島原発は原子力災害の危険を遠ざけたとは言い難い。そして一方では原発反対のデモに数百人が集まった。

原子炉第2号機から漏れた水たまりから非常に高い放射能が測定された。

その為、汚染された水を汲みだす作業は延期を余儀なくされたと東京電力は発表した。

原子炉の裏に位置するタービン建屋の地下にあった水たまりのサンプルで測定された値は毎時1000ミリシーベルトであるとAFPに東京電力のスポークスマンが語った。

東京電力は今朝原子炉第2号機から漏れた水は通常より1000万倍の放射能レベルと発表したのが間違いだったことを認めた。1000万倍という数字が日本と世界中のメディアで繰り返し放送され、事故を起こした原発についてさらに強迫観念を煽る結果となった為、東京電力は緊急記者会見を開いたのである。

枝野官房長官は復旧作業がまた遅れることを認めた。「作業員の安全を確保しつつ、水を汲みだす為に時間がかかるでしょう」と記者会見時に語った。

東京電力のエンジニアは、原子炉第2号機の炉心の燃料は、3月11日の地震と津波のすぐ後に起こった炉心溶解時に損傷を受けた可能性がある」と考える。

 

「この非常に高い放射能レベルは炉心が溶解したという証拠です」と放射能防護原子力安全研究所(IRSN)専門家のオリヴィエ・イスナールは言う。「しかし、汚染された水を処理することは非常に難しいでしょう。タンク車にそれを入れることはできません。水がそこにある限り、作業を再開することができないのです」と注意を促した。彼によれば、海水の高い放射能レベルがすでに汚染された水が流出していることを示している。

東京電力は、原子炉第1号機の南300メートル地点で土曜日採取した海水のサンプルに通常の1850倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。これは月曜日の値の10倍にあたる。

「日本はこの原発事故から脱出するにはほど遠い」と国際原子力機関の天野事務局長は土曜日、ニューヨーク・タイムズ紙のインタヴューに答えて言った。この想像を絶する事態に対する日本当局の行動を批判するわけではないと強調しつつ、天野事務局長は「大惨事を避ける為に、更なる努力がなされるべきである」と力説した。

天野事務局長は日本当局が情報抑えをしているとは考えないと言明した。しかしながら、先の日本訪問は菅直人首相から「完璧な透明性」を得るのが目的だったと付け加えた。

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