福島原発 発電所土壌からプルトニウム見つかる

Publié le par francemedia

3月28日 21時45(日本時間29日4時45分)Le Monde.fr/AFP

 28日、福島原発の事業主である東京電力が仏原子力専門機関に対し支援要請をした矢先、原発内の土壌からプルトニウムが発見されたことが同社の記者会見で明らかになった。東電発表によれば、同日に5つのサンプルを使用して原発敷地内で土壌検査をしたところ、プルトニウム238、239、240がそれぞれ見つかったという。また、「計測された濃度は人体には影響ない」とのことだ。2002年にIRSN(仏放射線防護原子力研究所)に合併した対放射線防護局(OPRI)元局長ロラン・マス氏は仏ル・モンド紙のインタビューに答え、「プルトニウムは人間の健康には殆ど影響がない。摂取経路と量にもよるがすぐに人体によって消化排出されてしまう。しかし、福島原発近辺でプルトニウムが発見されたということは、原子炉炉心から漏れが発生している証拠だ」と語っている。
 さらに同日、原発建物外部に繋がる地下構内の井戸から高濃度の放射線を含んだ水が見つかり、水表面の放射線は毎時1000ミリシーベルトに及ぶという。また、井戸は太平洋岸から僅か60メートルにあることから、原発周辺の土壌だけでなく海水汚染の可能性も指摘される。
 環境団体グリーンピースは独自の調査計測を行い、原発から北西40キロにある福島県飯舘村で毎時10マイクロシーベルトの放射線を検出したと発表し、現在20キロまでとされている避難区域を広げるよう政府に要請している。グリーンピースの計測数値について原子力安全・保安院は「信頼のおけるものではない」としている。

 フランス各地では27日市町村議会選挙の第2回投票が行われ、与党の国民運動連合(UMP・右派保守)が社会党(PS)を初めとする左派に惨敗したが、サルコジー大統領(UMP)は今月30日から予定されている中国訪問の合間に日本を訪問する意向を表明した。

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