福島の原子炉1号機へ作業員が入る

Publié le par francemedia

*5月5日付けリベラシオン紙(AFP)が事故後初めて作業員が原子炉内へ入ったと報じた。

 

3月11日の津波で福島第一原発に事故が起きて以来、初めて作業員が原子炉1号機建屋内に入ったことを東京電力が明らかにした。

防護服と酸素ボンベを携帯したふたりの作業員は、放射性物質で汚染されている建屋内の空気を浄化する装置の設置の為に建屋内に入った。

「水素爆発以来、原子炉建屋に作業員が入るのは初めてです」と東京電力の広報官は話した。

電力会社は冷却装置の修理工事に取りかかる為にまず空気浄化システム設置を目指しており、すぐにも12人を送り込む予定である。

「被曝量を抑える為、最大10分として小さなグループの作業員を送ります」と広報官は付け加えた。

事故時での作業員に認められている被曝量は、福島原発事故以来、年間100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げられた。東京電力は2ヶ月近く、津波で損傷を受けた4機の原子炉の冷却装置を復旧させようと努めている。

太平洋岸に位置する福島第一は日本にある原発の中でも最も古い原発のひとつであり、1号機は1970年初めに建設された。3月11日の地震と津波が東北の太平洋岸地帯に大被害をもたらし、約2万6千人の犠牲者を出したのである。

 

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http://www.liberation.fr/terre/01012335590-des-ouvriers-penetrent-dans-le-reacteur-n-1-de-fukushima

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