核:福島での新たな問題とは?

Publié le par francemedia

* 6月18日付 rue89より

 

 

福島原発の事故から3ヶ月経ったこの土曜、除染が開始される予定だった。だが予想以上の高濃度の放射能が検出され、作業は即中止された。

 

わずか5時間で蓄積された放射能は、現地関係者の計算によると1ヶ月で達するはずの、5ミリシーベルトにまで達した。東電は、この不測の事態の原因分析を待ち、作業の中止を発表した。

 

3月11日の地震と津波以降、冷却装置の故障後、あらゆる手段を尽くして原子炉を冷却することが緊急課題であった。ヘリコプター、ホースでの水投入、最後には海水給水など、水の輸送に全力が尽くされた。

 

総じて10万トンの放射能汚染水が原子炉内にとどまっている。作業員が戻る前に排水する必要がある。欧州議員であり、放射能に関する情報および独立調査のための委員会 (CRIIRAD)創立者のミシェル・リヴァジ(Michele Rivasi)は、日本から帰国後、開始予定だった作業の問題を説明する。

 

「放射能汚染水の回収が最大の課題だが、排出できないうちは、部分的に太平洋に流し続けることになる。また、この水のせいで炉心へのアクセスは不可能だ。溶解した燃料がどのような状態にあるか、コリウム(炉心溶解物)がどこまで広がったかも全く分かっていない。」

 

 

アレバ社は除染を開始できない

 

4月初め、東電はアレバ社と他の専門企業に対して汚染水の除染施設を建てる援助を願い出た。アレバ社の広報は、世界の企業によるプラント設置の計画を次のように説明している。

 

   第1段階は『油分離』。水が現場の液体と混ざり、油を含んでいる。東芝がこの汚染水の隔離を実施した。

   次段階は『前除染』。米国のベンチャー企業キュリオン社(KURION)がセシウム部分を集めて水の前除染を行なうはずだったが、セシウム吸着塔のサイズ違いで、高濃度放射能に耐えられないことが判明した。

   次に、アレバ社とヴェオリア・ウォーター社(VEOLIA WATER)が『複数の放射性物質の沈殿作用』の技術を適用するはずだった。反応体を投入してセシウムとストロンチウムの残りを集めれば、放射性粒子が凝縮して泥になり、廃棄物として処理することができる。

   回収した海水の『塩分除去』を日立が実施する予定だった。そうした水が冷却回路で再利用できれば、閉鎖回路で機能することになる。

 

この汚染除去ステーションには全ての希望が込められていた。アレバ社が今も説明するように、水の放射能は「千から1万分の1に」減少するはずだった。書類上では少なくとも。だが今や、「キュリオン社がこの高濃度放射能という特殊なケースに適応した部品を見つけない限り、施設設備は全て停止したままである」。そして作業の続きが再開する希望も消えたままである。

 

 

記事リンク:

http://www.rue89.com/planete89/2011/06/18/nucleaire-cest-quoi-ce-nouveau-bug-a-fukushima-209898

 

 

 

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