エコロジストが日本へのMOX輸送に反対する

Publié le par francemedia

*ル・モンド紙(AFP共同)16時55分(日本時間24時55分):

1163463_3_97dd_chargement-du-mox-sur-le-pacific-heron-a.jpg (c) AFP/Mychelle Daniau 2009

 

 アレヴァ(原子力産業複合企業:本社はフランス)はシェルブールから日本へ向けてウランとプルトニウム混合のMOX燃料の輸送を準備している。これは24日付けのコミュニケで環境団体グリーンピース(フランス支部)が発表した。「先週の知らせと全く逆です。フランスと日本間のMOXの輸送は4月4日の週に行うと決められました。福島原発の第3号機で今も燃えている特別に危険な燃料がこのタイプです」とこのNGOは告発する。

 

 AFP通信の質問に対しアレヴァ広報担当者は木曜日、同社が3月15日に発表した通りであると繰り返した。ハーグにあるアレヴァ工場の広報官クリストフ・ヌーニョは「数週間のうちに一回の輸送が予定されていましたが、日本側のパートナーとの協議の末、延期することに決定しました」と言った経緯があり、4月4日の輸送についてのグリーンピースの主張に対して答えたものである。マルクールで製造されたMOXが、シェルブールで船に積み込まれる前に梱包される場所は使用済み核燃料のリサイクル工場であり、そこの責任者は日本での大震災により延期になったのは当然であるとしていた。

 

 木曜日、アレヴァの広報担当者は「4月4日の週に日本へ向けてMOXの輸送があることを否定しますか?」という質問に対し、「はい」か「いいえ」で答えることを避けた。「私たちは100%確かです」アレヴァの反応に対し、仏グリーンピースの原発関連問題キャンペーン担当者はAFPにはっきり言った。

 

 グリーンピースは「フランスとアレヴァ」が無責任だと非難する。「福島で最も問題になっている点は、プルトニウムを含んでいる為非常に有害なMOXを燃料とする第3号原子炉です」とヤニック・ルースレはコミュニケで言明した。彼によると「MOXで燃焼する原子炉は2倍の問題があります。溶解点が低いことで、もし漏れが発生すれば放射能流出の可能性は2倍です」

 

 ヨーロッパ・エコロジー・緑の党も金曜日、仏政府に燃料の輸送中止を呼びかけた。日本国民が、福島原発からの堪え難い危険、汚染、流出の絶え間ない恐怖の中で傷を癒し、死者を悼んでいる時にこの輸送はあまりにも無作法であると主張する。

 

 MOXは、劣化ウランと原発で使用済みとなった燃料からのプルトニウム(6〜7%)で製造される燃料である。アレヴァによると、放射能を含んだ物質をリサイクルするという利点がある。しかし、原発反対派にとっては、プルトニウムを含んでいるので従来の燃料より有害であり、核拡散の危険を増大させるものだ。

 

 アレヴァによれば、この燃料を使用する原子炉は世界にある440のうちの約40で、日本にある55の原子炉の内の4機がMOX燃料で稼働しており、福島原発にはこれがひとつある。

 

 

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