福島:太平洋への放射能流出をふさぐ試み

Publié le par francemedia

*リベラシオン紙(AFP共同)4月3日14時43分(日本時間21時43分):

 

福島の事故原発で作業員は放射能汚染水が太平洋に流出するのを塞ぐ努力をしている。一方で、政府は放射能流出は数ヶ月続くかもしれないと警告した。

大地震と津波で大被害を受けた東北地方では、2万5千人の日米の兵士が三陸海岸沿いで大規模な3日間の大捜索を終えたが、306の遺体しか収容できなかった。

悲劇が起こって3週間、警察のまとめでは12,020人死亡、15,512行方不明となっており、大波にさらわれた遺体が多くあると思われる。

 

3千5百万の住民を抱える巨大都市東京の北250キロ、太平洋岸にある福島第一原発は6メートルの津波に耐えるように設計されており、14メートルの高波にはだめだった。

その為、4つの原子炉の温度が危険に上昇し始め、爆発を起こし、放射性物質を含んだ煙が流出した。

この原発の事業者である東京電力の数百人の作業員は、まず最初に消化ホースの筒口を使い、次に救助隊のホースを使って、施設に日夜放水し、耐えがたいプロセスを命がけでくい止めた。

 

1986年に起こったチェルノブイリ原発惨事以来の最悪のこの事故は「長い戦いになるだろう」フジテレビのインタヴュー時に細野豪志首相補佐官はこう認めた。

そして「放射能物質の放出を止めるまでに数ヶ月かかるであろう」との見通しを述べた。

日曜午後、約百人の原発反対派が東京電力本社前で「もう原発はいらない」「東京電力、政府、責任を取れ」と訴え、デモを行った。

「この事故で貧しい人たちや農民、漁民はたいへんなことになるでしょう」岩手県出身のマツダ・ミツエさん47歳はこう言った。「土地は何十年も汚染されたままになるでしょう」

 

東京電力の作業員は4つの損傷した原子炉の冷却回路を作動させる為に何としても電源を復旧しなければならない。原子炉第5号機と第6号機は被害を免れている。

しかし、進展は遅い。燃料棒の“浄化”の為に使われた大量の水がタービン建屋地下を水浸しにした為、手作業がはかどっていないからである。

東京電力は、今この放射線量の高い汚染水を排除しなければならないが、一部は原発第2号機の取水口付近にある立て坑で見つかった20cmの亀裂から流出している。

セメントを使っての亀裂をふさぐ最初の試みは失敗に終わった。作業員は日曜日、原子炉からの汚染水の経路と見られる横穴をふさぐ為に特殊樹脂ポリマー、新聞紙、おがくずを流し込んだ。

しかし「現在まで、水の流出量が減少したという結果は表れていません」と原子力安全・保安院の広報官は述べた。

 

数日中に、長さ136メートル、幅46メートルのタンカーが福島第一原発前に到着の予定である。1万トンを収容できるタンクは原発の汚染水の排除に使われることになる。

またアメリカ海軍の2艘の船も原子炉の冷却と使用済み燃料のプール用に淡水を運んで来た。

読売新聞によると、毎日550トンの水が原子炉に投入されている。

東京電力は、3月11日の津波発生以来、行方不明になっていた職員2人の遺体が発見されたと発表した。

(KS)

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