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現在のフランス報道状況

*以下のメッセージを読者の方からいただきましたので、現在の状況を簡単にお伝えいたします。 《AREVA社への批判はフランス国内にはないのでしょうか 日本では、 アレバ社が汚染水1トンにつき汚染除去2億円という行為にたいする批判が高まっています。 これにたいしてフランスの世論はどうなっていますか。 フランス国内ではあまり知らされていないような気もするのですが、どうなんでしょう。》 見落としている重大な記事がなかったかどうか過去に遡って検索してみましたが、やはりフランスではニュースになっていないようです。...

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フランスの研究所が放射能汚染を心配する

*5月20日付けでリベラシオン(AFP共同)が西部放射能測定協会(アクロ:ACRO)の分析結果を伝えた。 アクロが福島第一原発の土壌と海水における汚染レベルの分析を先週発表した。アクロは1986年チェルノブイリ事故後に放射能測定のためにできたフランスに2つある民間団体(NGO)のひとつであり、代表は原子力物理学者、研究所はフランスのカーン(ノルマンディー地方)にある。 「福島県の放射能レベルはチェルノブイリに似ている」日本のボランティアから送られたサンプルを元に分析したこの研究所はこう説明する。...

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その間日本では、、、

*5月20日付けル・ポワン(マルク・ヴィニョー記者)が福島第一原発の現状をまとめた。 フランスでの政治関連ニュース(国際通貨基金ストロスカーン専務理事事件、次期大統領選、リビア情勢、コートジボワール政権交代、、、)の陰に隠れ、話題には上らなくなったが、福島第一原発の状況は未だに安定していない。 大惨事から2ヶ月経ち、事故原発内に作業員が入り、新たなデータが事故の深刻さを示している。 原子炉1号機の圧力容器は密閉状態でないことが判明した。5月12日水位計を設置したが、その容器内で炉心が十分に冷却されてはいなかった。炉心が溶解したのは事故後すぐと見られている。具体的には、燃料棒が破損し、それがケースを溶かして約2000度のマグマに変えたのである。このコリウムと呼ばれる高濃度の放射性溶融物は容器の底にたまり、密閉状態が失われた。危険はコリウムが格納容器内に流出し、環境に広がることである。しかし、今のところ1号機の圧力容器の温度が許容範囲であることから容器の底にコリウムを冷却する水が残っていると推定される。...

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反原子力の声強まる日本

5月20日付 Le Monde 20日付ルモンド紙は、福島原発事故の終息が願われる中、日本における原子力の必要性と今回の危機に対する政府の対応が再び疑問視されていることを伝えている。同紙によると、東京大学を始めとする各界の学者達が日本政府による放射線測定とその測定条件について疑問を投げかけているという。地上18メートルの場所で行われている放射線観測は人体による被曝を計る上で適当でないという声も多く、「再び日本の原子力産業、監督官庁、公権力の関係が問われる」と同紙は分析する。 原子力を中心とした日本のエネルギー政策を再検討する意思を明らかにした菅直人首相は、18日、「原子力エネルギーは使用され続ける」と改めて発言した。管首相は原子力維持の条件として、「原発施設の管理よりも原子力推進に力を注いで来た原子力安全・保安院とは独立した」第三者機関による厳格な安全管理を挙げているが、「この発言は原発推進派の不満を押さえることが目的」とルモンド紙は分析する。日本の原子力推進派は、今月6日の首相による浜岡原発停止要請に関して不満を表明し、日本経団連の米倉会長は「政府は無責任」と怒りを露にした。浜岡原発の事業主である中部電力の供給地域に多数の工場を持つトヨタも政府の決定に反発している。...

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事故収束へ向け方法変更、目標達成時期はそのまま

*5月18日付けヌーヴェル・オプセルヴァトール(ロイター共同)が新たな工程表について報じた。 東京電力は17日、福島第一原発の事故収束に向け、新たな工程表を発表した。すべての原子炉の制御を来年1月までに達成する目標時期は変わらないとしている。 原子炉1号機で先週発見された大量の汚染水漏れから当初の計画に変更を加えた。安定的な冷却に向けた方法として、汚染水を循環させて再利用する予定である。 新しい方法の適用は大量の汚染水の処理にある。 また原子炉の冷温停止は施設の浄化と約10年かかる燃料を取り除く作業に不可欠である。...

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福島原発 危機収束を不確かにする新たな報告

5月15日付 Le Monde 15日付ルモンド紙は、福島原発1号機の不安定な状況により、東京電力は「危機収束までの工程表を再検討せざるを得ない」と伝えている。14日、事故発生以来初めての死者が確認された。犠牲になったのは技術者の一人で、復旧への努力が続けられる作業現場の環境が想像を超えたものであることが伺える。12日、1号機内の水位計の復旧により、冷却水の水位が想像以上に低下していることが明らかになった。この報告を受けて、「圧力容器の貫通という仮説が再浮上した」とルモンド紙は語る。 事故発生当初から東電は1、2、3号機の燃料棒が破損し部分的に溶融していることを示唆してきたが、現時点で「1号機の燃料棒の大部分が溶融し、炉心を囲む圧力容器底部に溜まっている」と見ている。同紙によると、日本の専門家達はこの「少量の溶融した炉心が燃料棒の金属部分と混ざることでコリウムというマグマを形成し、核反応をコントロールする制御棒が出入りする結合部分を通して圧力容器から流れ出した」可能性を指摘しているという。東電は12日、コリウムが圧力容器底部に穴を空けた可能性を認めており、同紙では「(空いた)穴あるいは気密性を失った結合部分から高度の放射能を帯びた冷却水が流れ出している可能性がある」と見ている。...

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浜岡原発の運転停止

*5月14日付けリベラシオン(AFP共同)が浜岡原発の停止を伝えた。 政府の要請を受け、地震活動が活発な地域にある浜岡原発は14日に運転を全面停止したと中部電力が発表した。 5号機の原子炉が14日13時(日本時間)に運転を停止、4号機は13日に停止した。 3号機は定期検査中ですでに停止しており、1号機と2号機は廃炉のために2009年から停止していた。 巨大地震と大津波の発生による福島原発事故から2ヶ月、菅直人首相は浜岡原発事業者である中部電力に周辺住民の安全の為に原発の運転停止を要請しており、この原発で事故が起これば「日本社会全体に与える影響は大きい」と深刻に捉えていた。...

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福島原発で新たなる汚染水の漏れ

*5月12日夜のユーロニューズ(フランスに本社を置く10カ国語で放送するヨーロッパ・テレビ放送網)が福島原発の現状を伝えた。 日本の福島原発での新たなる汚染水漏れがあり、原子炉3号機から海へ流出。 1号機に関しては、測定値が圧力容器に注入した水が流出してしまったことを示している。 水位は燃料棒下部より下に落ちた。容器の温度から燃料棒が底に倒れ、水に浸かっていると考えられる。 「燃料棒が溶け、炉心の形状を維持しておらず、圧力容器の下に崩れ落ちていると定義できる」と東京電力の松本純一本部長代理は説明した。...

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放射能の後、差別の犠牲

*5月12日付けのヌーヴェル・オプセルヴァトールが福島県が抱える様々な問題を報じている。 福島が抱える問題は放射能だけではない。住民は「日本のチェルノブイリ」にいることで差別と不名誉に立ち向かうことを余儀なくされている。 核災害は、農業、漁業、観光に大きな影響を及ぼした。当局によって危険がないと判断された地域までも同じ状況である。 事故が起こって福島県から避難した人々の中にはホテルに拒否されたり、子供がいじめられるなどの被害にあった人がいる。 「私は独身ですが、福島の女性は結婚するのに向かないと考えられそうで怖いですね」県庁の南、いわき市のコンピュータ会社に勤めるイトウ・ユマさん23歳はこう打ち明けた。「でもどうしてよりによって私のうちの近くに起こってしまったのかしら」と彼女は嘆く。...

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汚染水がまた海に流出

*5月11日ヌーヴェル・オプセルヴァトール(ロイター共同)のネット記事。 福島第一原発事業者である東京電力は、11日、3号機からの放射性物質で汚染された水が太平洋に流出しているのを発見したと発表した。 すでに2号機からの流出が太平洋に汚染水の排出を招いているが、東京電力は亀裂を塞ぐことでこれに対処できた。 現在、東京電力はこの流出が3号機原子炉からのものかどうかの確認を急いでいる。 津波の後、東京電力は電気系統の故障で冷却の為に原子炉に注水を余儀なくされた。太平洋に流されたのはこの汚染水である。...

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