チェルノブイリの元作業員たちがデモ
*4月17日、ヌーヴェル・オプセルヴァトール誌(AFP共同)がチェルノブイリ事故を処理した元作業員たちのデモを報じた。
4月17日日曜日、チェルノブイリ事故の「処理班」約2000人がキエフでデモをした。ウクライナ・チェルノブイリ連合の呼びかけで国中からやってきた彼らはキエフ市役所前に集まった。そして、彼らは事後現場で働いた作業員たちの医療、年金、住居改善を要求した。
有害降下物によって230万人が影響を受けた。
1986年4月26日原子炉第4号機が爆発した後、ソ連中の約60万人の徴集された処理班が、何ヶ月にも渡って原発の周りで、放射性物質拡散を止め、原子炉の瓦礫を隔離し、汚染された地域を洗う為の作業に参加したのである。
この大惨事から25年、チェルノブイリの保健関連のまとめは今も激しい論争の対象である。防護服なしで事故現場へ急いだ多くの作業員たちは時間が経つにつれ死んで行った。ウクライナだけで公式230万人が放射性降下物で傷つけられ、それは特に多くの癌の原因となっている。
ウクライナ当局は、ウクライナ、白ロシア、ロシアで合計5百万人がこの惨事で被害を受けたと考えている。彼らの多くは今も汚染した土地に暮らしている。
http://tempsreel.nouvelobs.com/actualite/planete/20110417.OBS1452/les-liquidateurs-de-tchernobyl-manifestent-pour-leurs-droits.html