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昨日までの私の生活は思い出でしかない

*4月29日付けのリベラシオン紙が福島原発近くに暮らしていた避難民の気持ちをレポートした。 彼女の名前はマツモト・ユキ、大災害の犠牲者の多くに見られるように彼女には衝撃に耐える強さがある。37歳で、生還者のように以前より自分を見つめるようになった。そして自分の将来を考えようと努める。「地震はとても大きくて死ぬかと思いました」と彼女は言う。「それから津波を見ました。11歳と13歳の子供と一緒に耐えました。信用していた原発が私たちの上に吐き出されるまでは」ユキさんは、三重の被害を受けた富岡町にあった沿岸のホテルで働いていた。「昨日までの私の生活はもう思い出でしかないんです。ゼロから出発しようと努めなければならないんです」家のように仕事も忘れるしかない。...

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フクシマ以後、「原子力開発の終焉」へ向うだろう

Rue89ネット版より 4月29日 チェルノブイリ以来、 2010 年ほど多くの原子力発電所が建設中だったことはかつてなかった。そのような逆説を、 World Watch Institute の報告書作成者で専門家の Mycle Schneider 氏が指摘し、 Rue89 も明らかにしている。 フクシマの大惨事で何か変わるだろうか?「フクシマ以後の世界の原子力産業」というタイトル(仏語)で、持続する発展を専門とするこの米国の NGO 団体が、チェルノブイリ 25 年を機に検証報告書を発表した。...

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日本人作家の本を日本支援に販売

日本人作家の本を日本支援に販売

*4月28日ヌーヴェル・オプセルヴァトール誌が2冊の本の特別販売を伝えている。 フナック(大手の書籍・マルティメディア店)は今週の土曜日から日本人作家の2作品を販売し、その利益のすべてがフランス財団の日本連帯基金に寄付されることを発表した。 これらの日本文学作品はフランス中のすべての店の商品陳列台のトップに置かれ、オンライン店でも販売される。 ひとつ目の作品は谷崎潤一郎の「夢の浮橋」(2ユーロ)で、これは母性礼賛と女性像への考察である。二つ目は「20世紀の俳句」、日本で高く評価されている短い詩を集めた本であり、6,70ユーロで売られる。...

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東電女性社員が法定限度以上の被曝

*4月27日付けでリベラシオン紙(AFP共同)が東京電力社員の被曝を伝えた。 事故が起きた福島第一原発で働いていた女性社員の被爆線量が法定限度の3倍を超えたと東京電力が発表した。 この女性は機材管理をしていたが、3ヶ月間での積算量が17,55ミリシーベルトを超えた。女性の法定限度量は5ミリシーベルトであり、この量は妊娠の可能性を考慮し、男性より低く定められている。 約20人の女性がこの原発で働いていたが、他の女性社員と同じようにこの社員は事故後12日目である3月23日に原発を離れた。 東京電力は3月11日の地震と津波により事故の起きた原発で働いていた社員の被曝状況を分析し、結果を発表した。...

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チェルノブイリの教訓は活かされなかった

4月26日 Le Monde 26日付ルモンド紙では、チェルノブイリ事故発生から25年を記念した特集記事を掲載している。以下は、ユーリ・バンダイェフスキー(ベラルーシ・ゴメル医科大学長、解剖病理学教授)、ミッシェル・リヴァジ(欧州議員、仏放射線に関する独立研究情報委員会(Criirad)創設者)、ダニエル・コーン・バンディ(欧州議員、欧州議会緑の党(Verts)グループ委員長)による共同論文の抜粋訳。 1986年4月26日、チェルノブイリ原発の第4号機が爆発した。今日の科学研究者達にとって、この原子力災害と放射線被害を被った地域における経済成長の低下には因果関係があることは疑いないと著者達は語る。特にベラルーシでは、マイナス5.9%の経済成長率と人口の激減を記録したという。...

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仏独国境で原発反対集会

*4月25日付けヌーヴェル・オプセルヴァトール誌はネットニュースで仏独国境での原発反対集会が行われることを伝えた。 イースター休暇最終日の月曜日、フランスとドイツ国境で原発反対集会が6つ行われる予定である。中心となる集会はストラスブール(フランス側)とケール(ドイツ側)を結ぶユーロッパ橋上となっており、ニコラ・ユロ(フランスで人気のあるテレビ番組司会者でエコロジストとしても有名)も参加の予定である。ほとんどの集会はストラスブールからスイスまでのライン川の橋上で行われるが、最も北ではドイツのザールラント州との国境から10キロの地点にあるロレーヌ地方(フランス)にあるカトノム原発の近くとなっている。...

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日本:貿易による再建

*4月24日付けでル・フィガロ紙はAFP電として、日中韓貿易相会合が開かれたことを伝えた。 日本、中国、韓国の経済貿易担当相は24日、自由貿易を保障することが3月11日の地震・津波からの復興のために役立つことを確認した。日本側は核危機にもかかわらず、輸出は危険がないことを主張した。 海江田経済産業相と中国の陳徳銘商務相、韓国の金外交通商省通商交渉本部長は会合を持ち、地震・津波により被害を受けた地域の早い再建がその地方経済にとって死活問題であることで意見が一致した。 「私たちは被災地だけでなく日本全体の復興が3カ国にとって重要との共通認識を持つことを確認した」と共同宣言で明らかにした。...

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脱原発:東京でエネルギー政策変換を求めるデモ

*4月24日付のAFPネットニュースが東京で行われたデモについて報じている。 数千人が脱原発を訴え、代替エネルギー推進を求めるデモ集会を東京で行った。「バイバイ原発」と書かれたプラカードを掲げ、多くの若者や家族連れが代々木公園を出発した。 「私たちはとても心配しています。福島事故の前には全く考えてもいなかったのですが、今は立ち上がるべきです、私たちの子供たちのために」妻と5歳と9歳の子供と一緒に参加したリノ・ヒロシさん43歳はこう説明した。学校教師オヌマ・ヨウコさん48歳は福島第一原発事故が起こってデモに参加するのはこれで2回目である。「以前は原発の危険性をあまり意識していませんでした」と言う。「でも今は、多くの人たちを動員しなければ。例えばドイツのように他の国では多くの人が反対デモに参加したのです」...

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謝罪にもかかわらず、東京電力社長に対する厳しい声

*4月23日付けリベラシオン紙は、東京電力清水正孝社長の福島訪問を報じた。 「このような大きな問題を引き起こしまして心からお詫び申し上げます」と福島原発事業者である東京電力社長が金曜日、この地方の知事と住民を謝罪に訪れた。事故発生当時の清水社長の受け身の対応は批判を呼び、理解され難いものだった。「大丈夫、大丈夫というけれど、何が大丈夫なのか?」と短いやりとり時にある女性は怒りをあらわにした。原発周辺から避難した住民の多くは体育館や仮説避難センターでキャンプ生活を余儀なくされている。 link h...

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日本で相次ぐ公演のキャンセル

*4月23日付けリベラシオン紙は、放射能の危険を懸念して、日本公演をキャンセルするフランス人アーティストたちの話を伝えている。 これまで日本への募金や支援表明が非常に多くあったが、今度は日本公演をキャンセルする番である。最も新しいところでは「IAM」のコンサート、ラヴォーダンの「ラ・タンペート(嵐)」の演出、、、 「日本全国では4月だけで日本のものを含め3000のコンサートがキャンセルになりました」東京の日仏文化センター所長ロベール・ラコンブは心配そうにそう語る。これは音楽関係のみならず、ショーについても同じである。...

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