その間日本では、、、

Publié le par francemedia

*5月20日付けル・ポワン(マルク・ヴィニョー記者)が福島第一原発の現状をまとめた。

 

フランスでの政治関連ニュース(国際通貨基金ストロスカーン専務理事事件、次期大統領選、リビア情勢、コートジボワール政権交代、、、)の陰に隠れ、話題には上らなくなったが、福島第一原発の状況は未だに安定していない。

大惨事から2ヶ月経ち、事故原発内に作業員が入り、新たなデータが事故の深刻さを示している。

原子炉1号機の圧力容器は密閉状態でないことが判明した。5月12日水位計を設置したが、その容器内で炉心が十分に冷却されてはいなかった。炉心が溶解したのは事故後すぐと見られている。具体的には、燃料棒が破損し、それがケースを溶かして約2000度のマグマに変えたのである。このコリウムと呼ばれる高濃度の放射性溶融物は容器の底にたまり、密閉状態が失われた。危険はコリウムが格納容器内に流出し、環境に広がることである。しかし、今のところ1号機の圧力容器の温度が許容範囲であることから容器の底にコリウムを冷却する水が残っていると推定される。

仏放射線防御原子力安全研究所(IRSN)によると、この新しい事実を特に問題視するべきではない。「状況は深刻だが、以前より悪化したわけではない」とティエリー・シャルル施設安全部長は言う。圧力容器が密閉状態ではないということが確認できたのみで「危険に関しては何も変わらない」のである。他の3機に関しても「誰もコリウムがセメント(格納容器壁)を突き抜けたとは言えない」とこの専門家は強調する。東京電力はコリウムのセメントとの接触で起こり得る水素爆発の可能性を念頭に入れており、格納容器内に定期的に窒素を注入している。

東京電力が今最も懸念しているのが汚染水の処理である。この高い放射能を帯びた水は格納容器外に漏れており、一部は周辺や海に流出した。東電は水をくみ上げ、洗浄し、また原子炉に循環させたいとしている。仮の冷却の為の回路構想である。その為に東電はアレバの汚染除去技術に期待しており、数週間以内に実施される予定である。

そして冷温停止状態になるのを待ってから初めて6機の原子炉の燃料と同じくプール内にある燃料の処理にとりかかることができるのだが、この作業には10年はかかると見られる。

その間、国際原子力機関(IAEA)は調査のために福島へ5月末から6月にかけ20人の専門家を向かわせる予定である。彼らのレポートは、ウィーンの機関本部で6月20日から24日に開かれる閣僚会議に提出される。

 

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http://www.lepoint.fr/monde/et-pendant-ce-temps-la-au-japon-20-05-2011-1333323_24.php

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